クリーニングデイ

クリーニングデイ大会議 vol.4 レポート
(2018.02.10@かまくら長谷BASE & 全国5会場)

4回目の「クリーニングデイ大会議」は、鎌倉会場とオンラインで5会場(福岡・岡山・大阪・和歌山・岐阜)とつなぎ、 前回のクリーニングデイ開催報告と質問タイムをメインに行ないました。 今回のサテライト会場は江ノ電長谷駅より徒歩1分のかまくら長谷BASE。 築50年以上の中古住宅をみんなでアップサイクルしたクリーニングデイにぴったりの場所です。
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オンライン・ミーティングの2時間前から鎌倉会場には、北海道からいらした方から江ノ電沿線のご近所さんまで13名が集まり、 何度か開催経験のある方、次回開催を検討されている方、興味があっていらした方など色々いらしたので、先ずは自己紹介を。 その後、事務局からクリーニングデイについての説明と質問を受けつけました。 かまくら長谷BASE・管理人の鎌田さんがオーガニックの美味しいコーヒーをフィンランドのイッタラのカップにいれてくれていたことを、 皆さんにお伝えそびれました。。。そして、美味しいお土産を持ってきて下さった方もいて、和やかな時間となりました。 今回も前半バタバタで写真撮れなくてすみませんです。

いよいよオンライン会議スタート!開催順に全国8会場=鎌倉・玉島(岡山)・藤沢(神奈川)・福岡・北千住(東京)・大阪・士幌(北海道) ・クリーニングデイ・ブックス(東京)の開催報告をしていただきました。 次回開催を検討している岐阜と和歌山からオンラインで参加されました。
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先ずは、鎌倉で開催した5月 8月のクリーニングデイの報告を実施したつむり・木村さんと事務局から。
「5月はゲストハウス・亀時間さんにて会津木綿のハギレを裂いて糸にして、厚紙に張った縦糸にチクチク織っていくワークショップを、 8月はここ、かまくら長谷BASEにて、参加者が持参した着古したTシャツなどを裂いて糸にして指編みをしました。 5月はわりとツウ受けする企画だったのか、ものづくりをしている作家さんの参加者が多く、8月はもっとライトに楽しんで貰いました。 規格外の有機野菜を藤沢の農家・柿右衛門農園さんから分けて貰う企画を2回とも行ない、こちらも好評でした。 5月は会場近くのカレーの名店、香菜軒さんにその野菜を使ったランチをお願いしたところ、竹林のある鎌倉のレインボーステイさん から竹の器を提供していただくことになったり、地元の人のつながりが嬉しいイベントにもなりました。 8月はフィンランドで同日開催されていた独立100周年記念イベント Dinner under the sky に 少し乗っかって、夕方まででしたがみんなの稲村プロジェクトで新鮮な規格外野菜や持ち寄りのごはんを食べました。 回を重ねることに会場を含めて、あらゆるものがアップサイクルになってきています」

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続いて、岡山・玉島のIDEA R LAB・大月さん。
「玉島では5月12月に開催しましたが、 それぞれ5会場・6会場と回遊できるクリーニングデイでした。 5月は受け持っている岡山県立大学の授業「アートプロデュース論」をクリーニングデイとリンクさせて、 30名を超える学生たちがグループ単位で点在するクリーニングデイの実施5箇所をまわり、 実施者へのインタビューやワークショップ体験体験したことをもとに、 各実施箇所でのさらなる良い展開に向けての企画提案をしてもらいました。 また、授業もふくめ3箇所で「Take it Slow」の上映を行い、 クリエイティブリユースやアップサイクルを行うクリエイターについて理解を深めることができました。 それと並行して、各実施箇所では、カフェとクレープ、 いくつかのミニワークショップなども行われ、 いつもは通らない裏通りなどを興味深く散策する人も多かったです。 地元の新聞にも取り上げられ、広い地域から新たな参加者が加わりました。 12月は展開拠点が1箇所増えて6箇所での実施となりました。 ドーセットボタン作り、糸紡ぎ、シルクスクリーン、カフェとクレープ、アーティストルーム見学、 世界のクリエイティブリユースレポート上映など、盛りだくさんのコンテンツが用意されました。」

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次は藤沢で開催されている工房・いとへんの薄井さん。
「2016年5月から「作るひと」というクラフトイベントに参加している作家で、作品制作の過程で出る端材を使って、 アップサイクルな作品作りの取り組みをしています。2017年5月27日(土)開催の「作るひと」 でフィンランドの作家との「アップサイクル」な作品交換プログラムへの参加を呼び掛け、4人の作家の作品が集まりました。 ダンボールのペンケース、イタリアの生地メーカーの生地見本のリース、 着物地のスカーフ・着物用絹糸(残糸)のミニほうき・落ち葉の封筒、 藍染め試作Tシャツの鍋敷き、です。その後8月のクリーニングデイでは、「アップサイクル」に特化したワークショップを開催し、 同時に端材・試作品などのガレージセールを行いました」

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昨年から3日間開催となったクリーニングデイ福岡・古賀さん。
「2017年8月で4回目の開催です。26,27,28日(土、日、月)の3日間実施でした。 場所は新しくオープンしたばかりのコーヒー店2階の一角をお借りしました。 今回のメインテーマは「紙と布」。 全体に、自分の趣味色(日頃からの仕事や行動の文脈、人脈、フィールドから離れないもの)が強いため、 依頼協力がスムーズ、かつ自身が存分に楽しめました。
それぞれのコンテンツを紹介すると、
【紙】
印刷所の断裁紙片、10年分のカレンダーを素材として提供していただきました。
■ 物販:「活版印刷」を使って魅力を添えた紙を「帳面」や「ハガキ」に変えて物販。
■ ワークショップ:「製本」 「活版」も版を繰り返し活かすという意味があることもあり、総合的なアップサイクルのシーンが作れました。
【布】
■ 物販:洋服、帽子、プロダクトなどを作っている方々にお願いして「ハギレキット」を作っていただきました。
■ ワークショップ:手芸作家さんと、持ち込み品への刺繍でアップサイクル。 購入したハギレをさっそく使っていただくご提案もしました。
【その他】
■ コーヒー器具販売:コーヒー屋さんより提供のコーヒー器具販売 (展示サンプル品や在庫品などを格安で)は、 初回から続く人気物販です。
■ つくし学園さんの再生自転車販売:前回好評だった、障がい者施設の通所者の方による放置自転車の修理自転車。施設の取り組み紹介も兼ね、 一般よりかなり格安な自転車の販売は今回も好評でした」

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続いてクリーニングデイ北千住・高橋さんよりの報告です。
「北千住にある玉井荘という古民家アパートの四畳半の一室にて開催しました。たくさんの参加者は受け入れられず、 誰かに手伝って貰うスペースもない小さな会場なので、一人ですべてを行ないました。前年にやったヒンメリのワークショップの参加者から かご細工で出た端材を提供して貰ったので、それを材料に作りました。こちらの会場が入居があって次回は使えなくなってしまうので、 これからどうするか、他の会場の様子も見ながら考えていこうと思っています」

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大阪・ソルトバレー芦原橋さんで開催した中山さんからの報告です。
「<創造とトキメキのマーケット>として、会場界隈に集まる端材を使ったアップサイクルなブランドや作家の作品販売やワークショップ、フリーマーケットを行いました。 6月のフィンランド・アップサイクル・ツアーについて、ツアー参加者に来てもらって、トークイベントも開催しました (ちゃんとした報告をしなかった事務局からは、本当に感謝なイベントでした!)。 食のイベントの出店もあり、アーティストや子供たちが一緒に楽しめるスペースもありました。これからは子供がもっと楽しめることを考えていきたいと思っています」

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続いて、北海道から鎌倉会場に参加してくださったクリーニングデイ士幌・柴田さん。
「帯広から車で40分の士幌町にはリサイクルショップがありません。車で町外に持って行けないお年寄りは、 使われなくなったモノは持ち込む場所もなく、ただ捨てるだけです。置く場所はあるので、そのまま放置もされています。 整理収納アドバイザーの仕事をしているので、少しずつモノを手放し、片付けることをこの町で広めていきたいと思って、 クリーニングデイを開催しました。使わなくなったものを無料で提供して貰って、全て100円で売る「100均マーケット」を開きました。 地元の新聞にも取り上げられ、不用品は1000点集まりました。100円にしたことで、 それぞれの人の100円の価値観を知ることができて、勉強になりました」

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最後の報告はクリーニングデイ・ブックスの大橋さんです。
「クリーニングデイには興味がありましたが、何からやっていいか、様子を伺ってきましたが、 昨年、本の交換会という形で横浜で初めて開催しました。その時はクリーニングデイ・ヨコハマとしていましたが、 本の交換に特化していくことを決めて、クリーニングデイ・ブックスを立ち上げました。 毎回10人前後の参加者で隔月くらいの開催で、既に4回実施しました。本のエピソードをカードに書いて、次の人につないで貰っています。 エピソードに惹かれて選ぶ本、自分では買わない本、本屋には売ってない本など、そこにしかない本と人の出会いの場となっています」

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各会場の報告後には質問&相談タイムに。 貰った廃材をどう保管するか、といった話はそれぞれの地域の問題にもつながっているようでした。 公民館などの公共施設との連携、地域の空き家を活用するなどと話が広がっていきましたが、 クリーニングデイのような小さな活動も、その地域ならではの問題に地元の人たちと一緒にゆるやかに向き合うきっかけになると思います。 今回もSkypeの不手際がありましたが、無事終了しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました! Skype参加の方々を含めて、こうやって集まってクリーニングデイについて話す機会を得ることで、 また次回へと続けていくことができます。ここからまた全国でどんなクリーニングデイが生まれてくるのか、楽しみです。

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